メモリ診断(テスト):定番『Memtest86+』。トラブルが出たら『AleGr MEMTEST』 [フリーソフト]
PCの不安定要因で 一番多いのがメモリ関係です。
足りない場合増設となりますが、バルク品などの場合
認識はしていても壊れていないとは限らないらしい。
それをテストする フリーソフトがあります。まず定番memtest86+から。
以下は memtest86+の使い方 - サボテンの種 様のところからの貼付です。
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memtest86+の使い方
最新版 v2.01(2008.02.21)
memtest86+の最小限の使い方を簡単に解説
memtest86+はmemtest86を元に作成されたメモリチェックソフトです。
現在も更新されていますので、最新のハードウェアも検出されるようになってます。
【 ダウンロード 】
Memtest86+ - Advanced Memory Diagnostic Tool
上記サイトの** Memtest86+ V2.01 (21/02/2008) **の下
「Download - Pre-Compiled Bootable ISO (.zip)」
をクリックして保存します。
ファイル名はデフォルトで「memtest86+-2.01.iso.zip」です。
【 memtest86+のCDを作成 】
ダウンロードした「memtest86+-2.01.iso.zip」を解凍すると
memtest86+-2.01.isoというファイルが出来ます。
このファイルをiso形式を焼くことの出来るソフトを使ってCD-R/RWに焼いて完了です。
※isoはイメージファイルですのでmemtest.isoファイル自体をCDにコピーしても使用できません。
テスト実行】
BIOS設定のBoot項目でFD/CDデバイスがHDDよりも先に読みこまれるようにします。
BIOS設定に入るには電源ON後、自作機等はDELキー、メーカー製PCは取説参照(F1・F2キーが多い)
を押しているとBIOS設定に入れます。
(どこかにBootという項目があるはずなので1st BootをFDまたはCDに設定する)
PCにFD/CDを入れて再起動、または電源を入れる。
しばらく待っているとと表示され、
memtest86+が自動で起動してTESTが始まります。
Cキーを押すとオプションでいろいろ選択することが出来ますが、
今回は最小限の使い方ということで説明は割愛します。
そのまま何もせず待つだけでけっこうです。
まず画面上部にあるメーターですが
Passが全体のテストの進み具合、
Testが個々のテストの進み具合です。
中段右のほうにあるPassが全体のテストのパス回数で
右隣のErrorsがエラーの数です。
10回程度パスしてエラーが0ならば、まあ大丈夫と思ってもいいでしょう。
エラーが1つでもあればメモリの不良や設定ミス、
CPUなどのクロックアップ耐性限界超えなどが考えられます。
要するにまともに動いてない可能性があるということです。
memtest86+は手動で終了しないと延々とテストを繰り返しますので、
ESCキーを押して終了させます。
又はPCの電源をそのまま落としてもOKです。
memtest86+は本来、メモリをテストするものですが、CPUのクロックアップ耐性チェックにも使えます。 SuperPiや3D系のベンチでチェック後、memtest86でもテストしてみることをおすすめします。 耐性を超えていればエラー吐きますので。 |
◇ All Testについて ◇
Ver1.40以降、All Testというものは、なくなったようです。
Ver1.30までのAll Testに含まれていたBit Fade Testは、Cキーでメニューに入り、
1(Test Selection)を選択した中に4(Select Bit Fade Test)が残ってますのでテストは可能です。
一応、Ver1.30までのAll Testの方法も書いておきます。
Cキーを押してメニューに入る。
2キー(Test Selection)を押す。
4キー(All Tests)を押す。
0キー(Exit)を押す。
これでAll Testがループされる状態になりますが非常に時間がかかります。
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※ 以下は TERRTZUNE様のところからの貼付 URL→ http://d.hatena.ne.jp/TERRAZI/20070219/p1
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Windows環境でテストできる『AleGr MEMTEST』
そういった実情にあったテストができるのが『AleGr MEMTEST』。Windows上で動作するため、マルチスレッド時の高負荷状態をテストできる。また、ディスクIOテストもできるため、DMAやPCIバスの高負荷時のメモリー化けもテストできる。自作派なら「SuperPI」などを使って同じようなことをやっているだろう。こちらにReadmeの日本語訳がある
メモリ買ったら『Memtest86+』。トラブルが出たら『AleGr MEMTEST』
滅多にないとはいえ、メモリーを買ったらハズレだったり、相性がでたりすることはある。メモリーを買ったら、まずはメモリー診断ツールでテストするのは必須といっていいだろう。どうせやるなら徹底的にテストできる『Memtest86+』で。それで問題ないのに、実際の運用時にエラーが起きたりフリーズしてしまう時は『AleGr MEMTEST』でテストするのがいいだろう。
関連
- Memtest86+
- memtest86+の使い方 - サボテンの種
- Memtest(Memtest86)でのメモリチェック(診断)方法の日本語解説(Memtest86無印の解説だが、+もほとんど変わらないので参考になる)
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