BIOSアップデート [vaio V505W/P RZ72P]
CMOSクリアと同じサイトにBIOSについて詳しく書かれていました。
私は まだBIOSについて触った経験がありません。この機会に勉強しておきます。
アップデートには<リスク>がつきものですので 注意が必要です。
以下 サイトからの抜粋貼附 URL→ http://www.unitycorp.co.jp/support/faq2/answer/bios/bios.html
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BIOSのアップデートを行う上でのリスク (危険性)
BIOSのUpdateは正しい手順で行っていただいた場合でも、まれに失敗してしまうことがあります。書き込みに失敗した場合、BIOSの内容が破損したり、BIOSを納めるメモリチップ自体が故障してしまい、パソコンとして全く起動しなくなってしまいます。
この場合、お手元でもう一度BIOSを書き込むといったことが出来なくなりますので、お預け入れいただいての修理が必要となります。また、BIOSの書き込みに伴う故障は保証期間でも有償とさせていただいております。
こうしたリスクがあるため、BIOSのアップデートが特に必要の無い場合には行わないことを強くお勧めします。新しいCPUへの換装を行う上で必要である場合や、現在お困りのトラブルについて、新しいBIOSで改善されることがわかっている場合を除き、BIOSのアップデートを行う必要はありません。
4.現在のBIOSバージョンを確認する
作業の前に、まずは現在のBIOSバージョンを確認することをお勧めします。2章に記載の通りBIOSの書き込みはリスクがあります。自分のマザーボードのBIOSのバージョンが十分新しいものであればBIOSのアップデートは不必要ですし、その場合にはアップデートをすべきではありません。
また、現在のBIOSバージョンを確認しておくことで、BIOSの書き込み後、正しく書き込まれたかどうか確認をする際に役立ちます。こうした理由から、BIOSのアップデート前には現在のBIOSバージョンの確認をお勧めします。
BIOSのバージョンは幾つかの方法で確認をすることが出来ます。主な方法としては以下の通りです。
- BIOSのPOST画面で確認をする
- 「EZ Flash2」のメニュー画面から確認する
- Windows上でBIOS書き込みツール「ASUS Update」を使い確認する
POST画面での確認は機種に関係なく利用出来ますし、OSや周辺機器も必要がないため、こちらの方法での確認をお勧め致します。POST画面とは、以下のような起動時に表示される画面を指します。
この画面はマザーボード「P5K」のPOST画面になります。
POST画面の2行目に"ASUS P5K ACPI BIOS Revision 0507"と記載がありますので、このBIOSのバージョンは0507であることがわかります。
非常に古い機種では特に設定をする必要なく、こうしたPOST画面が表示されますが、起動時にロゴ画面を表示するFull Screen LOGO機能を持つ機種の場合、以下のようなロゴ画面が表示され、POST画面が隠されてしまいます。この場合にはロゴ画面をBIOSから無効に設定し、POST画面が表示されるようにする必要があります。
この画面はマザーボード「P5K」のロゴ画面になります。
LOGO画面が表示されPOST画面が確認出来ない場合には以下の方法でロゴ画面を無効にすることが出来ますのでお試し下さい。
以下にご紹介する画面や手順は「P5K」を利用した場合のものです。
5.BIOSのファイルをダウンロードする
BIOSの書き込み作業を行う前に、まずは書き込むための新しいバージョンのBIOSファイルを入手する必要があります。
BIOSファイルはASUSTeKのダウンロードサイトで提供していますので、こちらのサイトからダウンロードを行って下さい。
ASUSTeK Download site:
http://support.asus.com/download/download.aspx
こちらのページ右側の「ダウンロード一般」から製品を選択し、緑色の「検索」ボタンを押していただければ、選択した製品のダウンロードページに進むことが出来ます。
ダウンロードページから目的のBIOSをダウンロードしましょう。以下にご紹介する画面や手順は「P5K」を利用した場合のものです。
これからご紹介するいずれかの方法でBIOSファイルをマザーボードに書き込むことでBIOSのアップデートを行います。
6.EZ Flash2を使ってBIOSの書き込みを行う方法
EZ Flash2はフロッピーディスク,USBメモリ,光学ドライブなど、さまざまなメディアからBIOSを読み込むことができます。また、MS-DOSやWindowsなどのOSを必要とせず、画面上から簡単な操作で
- 現在のBIOSのバージョン確認
- バックアップ(BIOSのファイルへの書き出し)
- 書き込み(BIOSファイルからBIOSへの書き込み)
といった、BIOSに関する一通りの操作が行えます。
Windows上で動作するASUS Updateのように他のプログラムが同時に動いていることはありませんので、BIOSの書き込みに失敗する可能性が比較的低いため、EZ Flash2に対応している機種であれば、こちらの方法でBIOSの書き込みを行うことをお勧めします。
以下にご紹介する手順はEZ Flash2での書き込み手順になります。
7.Windows上でASUS Updateを使いBIOSの書き込みを行う方法
ASUS UpdateはWindows上で動作するBIOS書き込みツールです。見た目にわかりやすい画面構成で、操作もコマンドを直接入力する必要が無く、マウスのみで行うことが出来ます。また日本語に対応していますのでユーティリティ側からの指示や表示も日本語になるため、理解しやすいのが特徴です。
BIOSの読み書きを行う際のファイルの扱いもWindowsで扱えるものはすべて扱うことが出来ますので、特別な知識を必要としません。また、ハードディスク上のファイルを直接扱えるため、他の書き込み方法のようなBIOSのファイルサイズや保存場所に配慮する必要もありません。
ASUS Updateは画面上からの簡単な操作で以下の作業が可能です。
- BIOSバージョンの確認
- BIOSの書き込み
- 現在のBIOSの保存(書き出し)
ASUS UpdateはWindows上で動作するユーティリティであるという性質上、ASUS Updateと同時に様々なプログラムが動作していることになります。ウイルス対策ソフトやタスクバーに表示されている様々なユーティリティの他、Windows自身も含まれます。
このような他のプログラムの影響を受けるため、ASUS Updateは他の方法に比べ、BIOSの失敗する可能性が他の方法に比べると高いということがあります。どの方法を用いてもBIOSの書き込みに失敗することはあまりないことですが、リスクが若干高いことは理解の上でご利用下さい。
また、新しいバージョンのASUS UpdateはaflashでBIOSを書き込む方式に対応する古いマザーボードには対応しませんので利用なさらないようご注意下さい。新しいASUS Updateで書き込んだ場合、BIOSが破損してしまいます。
8.MS-DOS上でツールを使い書き込みを行う方法
ここではafudos・awdflash・aflashといったMS-DOS上で動作するBIOS書き込みツールの操作方法をご紹介します。この方法はEZ Flash2機能がない古いマザーボードの場合に最もお勧めする方法です。
MS-DOS上で書き込みを行うツールは全ての機種で利用できますので、以前からMS-DOS上でこうしたツールを用いアップデートした経験をお持ちであれば、新しいマザーボードに対しても違和感なく行っていただける利点があります。また、MS-DOSでは他のプログラムが同時に働くこともありませんので、ASUS Updateのような危険性のないことも安心できる要素です。
ただし、MS-DOSというOS上で動作する関係上、幾つかの制限があります。最も大きい制限の一つとしては書き込みたいBIOSファイルをMS-DOS上から扱えるメディアに保存しておかなければならないという点です。
MS-DOSはFATと呼ばれるファイルシステムしか解釈できませんので、通常の方法でWindowsXPやVistaをインストールしたハードディスクは利用できません。ダウンロードしたBIOSファイルはフロッピーディスクなどの別のメディアに保存する必要があります。
また、8文字までのファイル名までしか扱うことが出来ないため、あらかじめファイル名を短くしてから保存しておくなど、工夫が必要になります。
MS-DOS上で利用するツールはマザーボードによって異なります。以下にそれぞれのツールの操作をご案内いたしますので、適切なツールを確認の上でご参照下さい。
起動ディスクの作成方法
MS-DOS上で動作するツールを利用するため、共通の手順として、まずはMS-DOSの起動ディスクを作成する必要があります。どのツールを使う場合でも最初に行って下さい。
afudosを使った書き込み
BIOSのセットアップ画面下部に"American Megatrends, Inc."と表記のあるBIOS、通称AMIBIOSを用いたマザーボード用のツールです。一部のマザーボードを除き、最近のマザーボードのほとんどがこちらで書き込み出来る製品です。
awdflashを使った書き込み
BIOSのセットアップ画面上部に"Phoenix-AwardBIOS"を記載のあるマザーボード用のツールです。nVIDIA製チップセットやVIA製のチップセットの一部で用いられているBIOS向けのツールになります。
aflashを使った書き込み
BIOSのセットアップ画面上部に"AwardBIOS"と記載のあるマザーボード用のツールです。古いマザーボード製品ではほとんどがaflashを用いるAwardBIOSが採用されていました。
9.アップデート後の作業
- BIOSがアップデートされているか確認する
- BIOSの設定情報を初期化する
- 初期化されたBIOSの設定を元に戻す(必要な場合のみ)
BIOSがアップデートされているか確認する
BIOSのアップデートが行われたかどうかはアップデートが正しく行われたかどうか確認するために必要な作業です。作業は4章の手順に従って行って下さい。アップデート作業を行ったにも関わらず、書き込んだBIOSバージョンになっていない、という場合には、手順をもう一度確認した上で、再度アップデートを行って頂くのがよろしいでしょう。
BIOSの設定情報を初期化する
初期化には"Load Setup Defaults"機能を利用する方法と"CMOSクリア"を行う方法の2通りがあります。いずれかの方法で行って下さ い。
Load Setup Defaultsを利用する初期化
BIOSの設定情報を初期化する方法としてはBIOSの「Load Setup Defaults」機能を利用するのが最も簡単です。
セットアップメニューのEXITの項目に"Load Setup Defaults"という項目があります。
カーソルを合わせてEnterキーを押すとダイアログボックスが表示され、Load Setup Defaultsを行うか聞いて来ます。YESにカーソルがあわせてありますので、そのままEnterキーを押します。
EXITの項目には設定項目が無いため画面は特に変化がないように見えますが、これで作業は完了です。
CMOSクリアを利用する初期化
Load Setup Defaults以外にもCMOSクリアを行って設定情報をクリアする方法もあります。後述のコラム(ここにリンク)で述べますがBIOSのアップデート後には設定情報の齟齬によって起動しなくなる場合があります。
起動しない場合にはBIOSの機能であるLoad Setup Defaultsが行えないため、CMOSクリアを行って物理的にCMOS情報を消去する必要があります。
また、Load Setup Defaultsは時間情報など、一部の情報は初期化しないように作られている関係上、ごく一部のBIOSでは必要な初期化が完全に行えないためCMOSクリアを行うよう指示がされているケースもあります。こうした場合もCMOSクリアをすることで正しく初期化をすることが可能です。
CMOSクリアの方法は下記リンク先の文章をご参照下さい。
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む・難しい。
ritaさん、凄いですね。
by こうちゃん (2008-05-12 21:06)
パソコンは未だに苦手です。
by 青の風画 (2008-05-13 00:12)
こんばんは
すごいですね。最近はPCの雑誌も買ってなく、さっぱり?です。
私が、PCを自作しだしたのは、486DX4の時代ですから、
かれこれ、13~14年くらいになります。
当時は、PC9801全盛でしたから、自作の記事が載った
雑誌も少なく、マザーボードやメモリを日本橋で買ってきて
組んだのですが、もうドキドキものでしたね。
昔は、パーツの相性等、顕著に出ましたから大変でした。
私は、当時からGIGABYTEファンで、今もGIGABYTEの
マザーです。
AMI BIOSは、昔から設定項目が多かったですが、フェニックス
BIOSが多かったように思います。
最近は、組んだらそれで終わりで、全く触ってないですね...
by TAKA (2008-05-14 21:02)
★こうちゃんさん
えへへ・・・趣味なんです!?(笑)
★青の風画さん
私も 得意ではないですよ~♪ 勉強中です(^^)
★TAKAさん
パーツの相性は 今でもありますよね。
13年前に自作とは 素晴らしいー!
好奇心 行動力ある方って魅力的です!
by rira (2008-05-16 20:24)